4 化学品の評価におけるデータの相互受理に関する決定
OECD理事会は、56年5月「化学品の評価におけるデータの相互受理に関する決定」を採択した。この決定は、55年に開催された化学品グループハイレベル会合の成果を踏まえ、人と環境の保護等の目的のため、OECDの「テストガイドライン」及び「GLPの原則」に従って、あるOECD加盟国で作成された化学品の試験データは他の加盟国において受理されることを定めたものである。この決定には、「テストガイドライン」及び「GLPの原則」が付属書として添付され、加盟国に対してその採用が勧告されている。