前のページ 次のページ

第7節 

1 環境測定分析統一精度管理調査

 この調査は、各種分析手法の特性、相互点検(クロスチェック)の有効性等を総合的に調査分析することにより、環境測定分析の精度向上及び信頼性の確保のために講ずべき施策の指針とすることを目的として、前年度に引き続き実施した。
 本調査実施に当たり、調査の企画及び結果の評価は学識経験者等の協力を得て行い、統一試料の調整、送付及び分析結果の集計、解析等の業務は、財団法人日本環境衛生センタ―に委託して実施した。
 また、この調査は、都道府県、政令市の公害関係分析試験研究機関及び都道府県、政令市から推せんを受けた民間分析機関等を調査対象とし、昭和55年度は、底質中のひ素、総クロム、溶出液のケルダ―ル窒素及びりん、残渣のケルダ―ル窒素及びりんの6項目について本調査を実施した。

前のページ 次のページ