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第3節 

4 自然公園の施設整備

 国立公園及び国定公園における公共施設の整備は、適正な保護と利用を確保する上で重要な役割を果たすものであるので、昭和52年度には引き続き公園利用上基幹となる施設で緊急を要する施設等について整備を図ることとし、特に次に掲げる施設の整備を重点的に進める。
? 自然公園の利用の促進に役立つとともに、過密利用の解消に役立つ歩道、園地、野営場、駐車場等
? 優れた自然景観の保護、保全と円滑な利用に役立つ園地及び木道等
? 自然の正しい理解、自然保護思想の啓もうに役立つ博物展示施設、自然研究路等
 また、自然環境保全の立場から自然公園等の景観地における特定環境保全公共下水道の整備を積極的に推進することとし、52年度は、北海道阿寒町等25か所における事業を継続実施するとともに、新規13か所について事業に着手する。

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