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第3節 

1 自然公園重点管理方式の検討

 近年野外レクリエーション需要の増大、交通手段の発達等に伴い、自然公園の利用者は、年々増加の一途をたどり、自然公園に対する国民の期待は多様化、高度化するとともに、一部の地域においては、ごみ、し尿の処理の問題をはじめ、過剰利用の状況を呈しており、自然公園の保護及び利用の両面において従来のような公園管理の方法では対処しきれない状況が生じている。
 このため、昭和51年度においては、尾瀬(日光国立公園)、上高地(中部山岳国立公園)、大台ヶ原(吉野熊野国立公園)、大雪山(大雪山国立公園)の4地区を対象に、社会状況に対処できる自然公園の新しい管理方式について、調査検討を行う。

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