4 一般海域の環境整備対策
51年度は、既に建造した油回収船及びごみ清掃船を用い、運輸省の直轄事業として引き続き事業費845百万円をもって、東京湾、大阪湾及び瀬戸内海における浮遊油の回収及び浮遊ごみの清掃の事業を実施することとしている。
また、新たに事業費1,615百万円をもって油回収機能を備えた大型自航ポンプしゅんせつ船の建造に着手するほか、ごみ清掃船1隻を建造する計画である。
このほか、東京湾、大阪湾及び瀬戸内海などの海域のたい積汚でいに関する基礎的調査を港湾事業調査費により新たに実施する計画である。
また、建設省の補助事業として、50年度に引き続き、事業費45百万円(国費18百万円)をもって、静岡県牛臥海域の汚染物質を除去し、更に範囲を拡大して海水浴場としての機能の回復を図ることとしている。