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第7節 

2 都市公園

 都市公園は、もっぱら都市住民に屋外レクリエーションの場を提供するほか、市街地内に緑とオープンスペースをもたらすことによって、都市環境の改善や、公害・災害の防止に資するものであり、都市公園等整備五箇年計画によって緊急かつ計画的整備を図ることとしている。このため昭和48年度は、この計画の第2年度目として下記を重点に積極的な事業の進捗を図ることとしている。
? 都市環境改善のための基幹公園の積極的整備
? 公害・災害対策としての緩衝緑地等の緊急整備
? 広域レクリエーション需要に対処するための大規模公園の整備
? 国営公園(武蔵丘陵森林公園、飛鳥国営公園、淀川河川国営公園)の整備
 以上のような公園事業の促進を図るため、48年度国庫補助金は、前年度当初予算に対し約1.8倍の21,335百万円となっている。
 なお、同時に、一般単独事業債中に公園緑地事業の枠が設けられ地方単独をも含めた公園事業の円滑な推進を図ることにしている。

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