7 建設省
建設省においては、前年度に引き続き土木研究所において、河川水質汚濁防止のため、下水道の整備ならびに処理技術に関する基礎的な研究を行なうとともに、河川に関して河川の自浄作用等汚濁機構の研究、河川浄化対策に関する基礎的ま研究を進めることとしている。
また、水質汚濁に関する監視測定装置について、その自動化ならびに精度の向上を図るための研究開発を推進するとともに、研究補助金による積極的な助成を講ずる方針である。
なお、交通公害に関する試験調査として、土木研究所に昭和45年度より発足する交通安全研究室内に無響騒音実験室を設け、道路における自動車騒音に関する実態およびそれに対する効果的な対策についての実験と研究を行なう。