2 公害に対する規制の強化と公害監視測定体制の整備

　44年度においては、規制の強化と監視測定体制の強化を図るため、一般会計と特別会計を合わせて4億5,400万円を計上した。
　公害に対する規制の強化費は、43年度に比べ1億300万円増の2億6,900万円であり、このうち、一般会計分2億4,500万円は大気汚染防止法、工場排水規制法等に基づく規制の強化のための経費であり、また、特別会計分2,431万円は、運輸省において44年度から新しい型式の自動車について、一酸化炭素の排出規制の強化を行なうための経費である。
　公害監視体制網の整備については、前年度に引き続き監視測定体制の整備強化を図ることとし、44年度は1億8,452万円を計上した。