前のページ 次のページ

第6節 

1 科学技術庁

 科学技術庁は、関係行政機関の科学技術の総合調整の一環として、特別研究促進調整費をもつて、重要総合研究の推進を図つており、公害防止の研究については、昭和44年度も引き続き大気汚染、騒音、悪臭に対してそれぞれ防止のための総合研究を関係各省庁の協力のもとに進めていくこととしている。
 大気汚染については、汚染物質の拡散機構について現地拡散実験等を通じて研究を進める。騒音については、騒音の防止方法および騒音の人体影響について検討を進める。悪臭については、防止対策として、化学吸収、活性炭吸着、オゾン酸化、土壌吸着等について研究を行なう。

前のページ 次のページ