3 市街地等の土壌汚染対策
土壌汚染対策法の円滑な運用を図ります。また、市街地等の土壌汚染対策を推進するため、対象物質、暴露経路等を拡充した総合的な土壌環境基準等の検討のための調査、土壌汚染の生活環境や生態系への影響に係る検討調査、土壌中の重金属類が自然由来か人為的原因によるものかの判断の目安となる自然汚濁レベルの把握調査、低コスト・低負荷型の土壌汚染に係る調査方法や措置技術の普及の検討のための調査、法に基づく調査命令の実施の円滑化を図るための情報整備等に係る検討調査、土壌汚染の懸念から利用が進まない土地等の実態把握と対策手法に係る検討調査、射撃場に係る鉛汚染調査・対策方法を確立するためのガイドライン作成に向けた検討調査等を引き続き行います。また、新たに「油汚染対策ガイドライン」の活用状況の把握や活用上の課題の有無等に係る検討調査、土壌汚染の状況を調査する事業者や汚染土壌の浄化・処理を行う事業者を対象とした優良性評価の目安を検討するための調査を行います。なお、ダイオキシン類による土壌汚染については、ダイオキシン法に基づき都道府県等が実施する土壌の汚染の除去等の対策に対して助成を引き続き行います。