5 環境研修の推進
(1)環境研修の実施
環境調査研修所においては、国及び地方公共団体等の職員等を対象に、行政、国際、分析及び職員の各種研修を実施しています。
平成17年度においては、行政研修15コース(17回)、国際研修8コース(8回)(日中韓三ヵ国合同環境研修の協同実施を含む)、分析研修16コース(19回)及び職員研修9コース(9回)の合計48コース(53回)を実施しました。また、JICA水環境モニタリングコース研修を受け入れました。17年度の研修修了者は、1,974名(前年度1,800名)となりました。修了者の研修区分別数は、行政研修(職員研修含む)が1,515名、国際研修が189名、分析研修が270名でした。その他、JICA水環境モニタリングコース研修の修了者が10名でした。所属機関別の修了者の割合は、国が20.8%、地方公共団体が75.1%、特殊法人等が4.1%となっています。
(2)各研修の内容
行政研修では、動物愛護管理研修及び産業廃棄物対策研修(いわゆる「産廃アカデミー」)を新設しました。国際研修では、第5回日中韓三ヵ国合同環境研修を韓国において協同実施しました。分析研修では、特定機器分析研修II(LC/MS)を新設するとともに、外因性内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)分析研修については、分析対象物質を見直し、環境汚染有機化学物質(POP's等)分析研修として実施しました。