渡り鳥の集団渡来地など鳥獣の保護上重要な湿地については、国指定鳥獣保護区への指定等を進めます。さらに国際的に重要な湿地の保全を推進するため、平成17年に開催されるラムサール条約第9回締約国会議までに、国内の条約湿地を22か所以上に増加させることを目標として登録手続を進めます。
干潟及び藻場の生物相を把握するために浅海域生態系調査を継続するとともに、モニタリングサイト1000等においてウミガメ類の調査を引き続き実施します。
平成16年に沖縄で開催された「第10回国際サンゴ礁シンポジウム」において採択された「危機にある世界のサンゴ礁の保全と再生に関する沖縄宣言」を踏まえ、地方公共団体、NPO、専門家などの幅広い関係者と連携・協力し、サンゴ礁保全の取組を総合的に推進します。