13 その他の取組について
下水道事業で発生する汚泥については、緑農地利用や建設資材利用などによる汚泥の有効利用を推進しており、平成15年度には約64%(汚泥発生時乾燥重量ベース)の下水汚泥がリサイクルされています。
農業集落排水事業においては、処理過程で発生する汚泥について、コンポスト化や建設資材利用等によるリサイクルを推進しました。
さらに、貝殻等の水産副産物を増養殖場の造成に活用するための調査を行うとともに、漁港及び漁場の整備に活用する「水産系副産物活用推進モデル事業」を全国5地区で実施しました。畜産業において発生する家畜排せつ物については、平成16年11月に、家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律(平成11年法律第112号。以下「家畜排せつ物法」という。)が本格施行され、野積みや素掘りによらない適正な処理や保管が義務付けられ、たい肥化による農業利用等の利活用が本格的に推進されることになりました。