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第3節 

1 地球温暖化問題をめぐる動き

 日本では、平成14年3月に、京都議定書の6%削減約束の達成に向けて、対策・施策を取りまとめた地球温暖化対策推進大綱を決定しました。大綱は、第1約束期間終了までの間を3つのステップに区分し、節目節目で対策・施策の進ちょく状況・排出状況等を評価し、必要な追加的対策・施策を講じていくステップ・バイ・ステップのアプローチを採用しました。
 平成16年は大綱の評価・見直しの年に当たり、関係各審議会において、評価・見直しの作業が行われました。この結果、6%削減約束の達成のためには追加的対策・施策が必要との評価がなされ、さまざまな追加的対策・施策が提案されました。
 こうした関係各審議会の答申等を踏まえ、平成17年4月、京都議定書目標達成計画が閣議決定されました。

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