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13 持続可能な開発に関する世界首脳会議(ヨハネスブルグ・サミット)

持続可能な開発の分野における国際的取組の行動計画として「アジェンダ21」が採択された1992年(平成4年)の国連環境開発会議(いわゆる「地球サミット」。リオデジャネイロにて開催)から10年目を迎え、同計画の実施促進や新たに生じた課題等について議論することを目的に、2002年(平成14年)8月26日〜9月4日、ヨハネスブルグ(南アフリカ)で開催された会議。世界各国の首脳、関係閣僚、国際機関の長の他、NGOやプレスなど多数が参加した。会議の成果として持続可能な開発を進めるための各国の指針となる包括的文書である「実施計画」、首脳の持続可能な開発に向けた政治的意志を示す「持続可能な開発に関するヨハネスブルグ宣言」が採択された。また、持続可能な開発のための各国政府、国際機関等が自主的に取組む具体的なプロジェクトの集大成である「タイプ2パートナーシップイニシアティブ(約束文書)」が発表された。今後はサミットの成果の着実な実施が求められている。