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11 長距離越境大気汚染条約

国連ヨーロッパ経済委員会(ECE)により、1979年(昭和54年)に35カ国の間で締結された、越境大気汚染物質に関する情報交換や、共同研究、モニタリングを行い、対策を推進することを目的とした条約。この条約に基づく大気汚染物質の排出抑制は、1985年(昭和60年)の「ヘルシンキ議定書」(二酸化硫黄に対して)と、1988年(昭和63年)の「ソフィア議定書」(窒素酸化物に対して)によりなされている。