前のページ 次のページ

第4節 

1 茨城県神栖町における事案について

(1)汚染源調査
 高濃度のジフェニルアルシン酸が検出されたA井戸周辺については、汚染源の特定のための掘削調査に着手します。
 A井戸から西方1km離れたB地区については、引き続き、汚染源の絞り込みを行うとともに、低濃度汚染の外縁の把握を進めます。

(2)茨城県神栖町における緊急措置事業
 平成16年度においても、引き続き、15年6月の閣議了解に基づき、茨城県神栖町においてジフェニルアルシン酸に暴露したと認められる人たちに対して、健康診査の実施や医療費の支給などを行い、発症のメカニズム、治療法等を含めた症候や病態の解明を図るための緊急措置事業を実施します。

前のページ 次のページ