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第3節 

13 その他の取組について

 下水道事業で発生する汚泥については、緑農地利用や建設資材利用などによる汚泥の有効利用を推進しており、平成14年度には約60%(汚泥発生時乾燥重量ベース)の下水汚泥がリサイクルされています。また、16年3月にはバイオソリッド利活用基本計画(下水汚泥処理総合計画)策定マニュアルを取りまとめました。
 農業集落排水事業の実施においては、処理過程で発生する汚泥のコンポスト化、建設資材等によるリサイクルを推進するとともに、余剰汚泥の減容化について検討を行いました。
 また、リサイクルの一層の促進を図るため、リサイクルに関連する経済的手法のあり方についての検討がそれぞれ進められました。
 産業構造審議会において、廃棄物処理・リサイクルガイドラインの改定を行い、オートバイ、自動車用鉛蓄電池、ぱちんこ遊技機について新たなリサイクルシステムを構築することや、自動車製造業で平成10年度比で約9割減の最終処分量削減目標を新たに設定するなど、内容の充実・強化を図りました。

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