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第5節 

5 監視取締りの現状

 海上環境事犯の一掃を図るため、日本周辺海域における海洋汚染の監視取締りを行っており、特に海洋汚染の発生する可能性の高い東京湾、瀬戸内海等の船舶がふくそうする海域、タンカールート海域等においては、巡視船艇・航空機により重点的に監視取締りを行うとともに、「海上環境事犯一斉取締り」による集中的な取締りを6月と11月の計2回実施しました。最近5か年の海上環境関係法令違反件数は表3-5-1のとおりで、平成15年に送致した515件のうち、海洋汚染に直接結びつく油、有害液体物質及び廃棄物の排出等の実質犯は489件と全体の約95%を占めています。


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