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第1節 

4 環境研修の推進

 環境研修センターでは、国及び地方公共団体等の環境行政担当職員等を対象に、各種の環境保全に係る研修を実施していますが、環境政策の動向に対応するためには、従来にも増して行政的識見の向上及び専門的知識や技術の習得等のため研修の充実強化を図ることが重要になっています。このため、平成14年度は、既存・新規ともに研修効果の一層の向上のため、環境行政の展開や地方公共団体等の要望を踏まえつつ、研修内容の充実強化及び研修方法の改善を図ります。
 また、重点課題として1)内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン)対策については、地方公共団体においてその汚染実態等の把握のための分析技術者の育成が喫緊の課題となっていることを踏まえた「内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン)環境モニタリング研修」の新設、2)平成13年度から開設した廃棄物・リサイクル関係研修については、「廃棄物リサイクル基礎研修」、「廃棄物・リサイクル専攻別研修(循環型社会実践コース)」、「廃棄物・リサイクル専攻別研修(施設整備・運営コース)」、「廃棄物・リサイクル専門研修」、「廃棄物分析・モニタリング研修」の実施及び、実証研究施設等のフィールドを使用した実地研修を北九州市において新設、3)平成13年度末に完成した第二特殊実習棟を利用した「ダイオキシン類環境モニタリング研修」の充実を掲げ実施します。

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