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第1節 

1 地球温暖化対策

 わが国は、平成14年3月19日に地球温暖化対策推進本部において新しい「地球温暖化対策推進大綱」を決定しました。
 この新しい「地球温暖化対策推進大綱」に盛り込まれた、エネルギー需給両面の対策を中心とした二酸化炭素排出削減対策、非エネルギー起源二酸化炭素、メタン及び一酸化二窒素の排出抑制対策、代替フロン等3ガスの排出抑制対策、革新的な環境・エネルギー技術の研究開発、国民各界各層によるさらなる地球温暖化防止活動、温室効果ガス吸収源対策、京都メカニズムの活用等、各種の対策・施策の推進に全力を尽くします。
 また、国民一人ひとりの取組の推進のため、「環の国くらし会議」やその分科会を通じて、地球温暖化防止に向けた国民一人ひとりの取組に係るアイディア等を検討するとともに、それらをインターネット等により広く情報発信することで実際の取組につなげていくこととします。
 以上の取組をはじめとし、京都議定書の6%削減約束の達成に向け全力を尽くすとともに、米国や開発途上国を含むすべての国が参加する共通のルールが構築されるよう、引き続き最大限の努力を傾けていくこととしています。

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