平成6年に閣議決定された第一次の環境基本計画は、計画策定から5年後程度を目途に見直しを行う記述のあること、策定後、環境をめぐる内外の情勢は予想を上回る速度と広がりで困難さを増し、新たな課題も次々と顕在化していることから、平成11年6月2日、内閣総理大臣から中央環境審議会に対して環境基本計画の見直しについての諮問が行われ、同審議会企画政策部会において、環境基本計画の見直しの審議が開始されました。その後、約一年半に及ぶ同部会での審議を経て、内閣総理大臣に新計画案についての答申が提出され、この答申を受けて、平成12年12月22日に新たな環境基本計画が閣議決定されました。