環境基本計画において、計画策定から5年後程度を目途に、内外の経済社会の変化に柔軟かつ適切に対応して、計画の見直しを行うこととされており、平成11年度が策定から5年目となる。
このため、平成11年6月2日、内閣総理大臣から中央環境審議会に対して環境基本計画の見直しについての諮問が行われ、現在、同審議会企画政策部会において審議が行われている。
見直しに当たっては、これまでの環境基本計画の進捗状況の点検報告等を踏まえつつ、持続可能な経済社会の具体像とそれに至る道筋を具体的な説得力のある形で国民に提示するとともに、その実現のための仕組みの構築と施策の総合的推進が図られることを目指しており、平成12年後半に新計画の策定を行う予定である。