8 砂漠化の防止
平成6年6月の砂漠化防止条約採択及び同年10月の我が国の署名後、平成8年9月には締約国数が50か国に達し、同年12月に同条約が発効した。平成9年9月には第1回締約国会議が開催されること及び環境基本計画を踏まえ、同条約への締結につき検討をするとともに、砂漠化の現状把握及び砂漠化メカニズムの解明に向けた調査研究を推進する。また、被影響国・地域において砂漠化防止技術等のハード面及び地域住民参加手法等のソフト面についての調査、アジア地域における砂漠化防止対策に貢献するための調査、条約への科学技術面からの貢献を念頭に置いた調査等を推進する。