4 その他
(1) 余暇活動
余暇活動における自然とのふれあいを推進するため、国立公園や長距離自然歩道において自然体験学習プログラムの充実を目指し、自然ふれあい資源情報収集システム構築の検討を行った。
また、ビジターセンターやふるさとといきものふれあいの里などの自然学習の拠点や長距離自然歩道やふるさと自然の道など自然探勝フィールドの整備を行うとともに、これらの施設において自然解説活動に携わる人材を育成するための研修会等を実施した。
(2) 情報通信の活用
情報通信を活用し、例えば、テレワーク、テレビ会議、高度道路交通システム、電子商取引などが普及することにより、生産・流通の効率化やペーパーレス化のほか、交通の代替などを通じて大きな環境負荷低減効果が期待できる。このような観点から、平成6年度以降、多様な情報通信の活用による環境負荷低減効果について調査研究を進め、テレワークや高度道路交通システム、電子商取引等の開発、普及を推進した。
平成8年度においては、流通、生産、消費という広い分野にまたがり、現在その進展が期待されている経済活動の情報化に着目し、その進展による環境負荷への影響についての定性分析と、その結果に基づいた環境負荷低減効果の定量化を行った。