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第2章 自然と人間との共生の確保


 環境基本計画では、「共生」として、「大気、水、土壌及び多様な生物等と人間の営みとの相互作用により形成される環境の特性に応じて、かけがえのない貴重な自然の保全、二次的自然の維持管理、自然的環境の回復及び野生生物の保護管理等、保護あるいは整備等の形で環境に適切に働きかけ、その賢明な利用を図るとともに、様々な自然とのふれあいの場や機会の確保を図るなど自然と人との間に豊かな交流を保つことによって、健全な生態系を維持・回復し、自然と人間との共生を確保する」ことを長期的目標として掲げている。
 この「共生」を達成するための施策として、国土空間の自然的社会的特性に応じた自然と人間との共生、生物の多様性の確保及び野生動植物の保護管理、地域づくり等における健全で恵み豊かな環境の確保とその活用が定められている。

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