前のページ 次のページ

第1章 環境への負荷が少ない循環を基調とする経済社会システムの実現

 環境基本計画では、「循環」として、「大気環境、水環境、土壌環境等への負荷が自然の物質循環を損なうことによる環境の悪化を防止するため、生産、流通、消費、廃棄等の社会経済活動の全段階を通じて、資源やエネルギーの面でより一層の循環・効率化を進め、不用物の発生抑制や適正な処理等を図るなど、経済社会システムにおける物質循環をできるだけ確保することによって、環境への負荷をできるだけ少なくし、循環を基調とする経済社会システムを実現する」ことを長期的目標として掲げている。
 この「循環」を達成するための施策としては、大気環境の保全、水環境の保全、土壌・地盤環境の保全、廃棄物・リサイクル対策、化学物質の環境リスク対策、技術開発に際しての環境配慮及び新たな課題への対応が定められている。

前のページ 次のページ