3 国際的に高い価値が認められている環境の保全
平成5年6月に我が国で開催されたラムサール条約第5回締約国会議の結果等を踏まえ、引き続き、我が国の同条約に基づく登録湿地の増加に努めるとともにアジア地域の同条約への加盟を働きかける。
また、「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づき世界遺産一覧表に登録された屋久島及び白神山地の自然遺産について、適切な保全を推進する。また、アジア地域の世界遺産登録地の保護対策のための調査を引き続き実施する。
さらに、南極の環境保全の促進を図るため、「環境保護に関する南極条約議定書」の批准に向けた取組みを推進する。