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第2節 規制的措置

 大気汚染対策については、特に窒素酸化物、浮遊粒子状物質等の対策を総合的に推進するとともに、交通公害防止のため、各種の調査検討を行う。また、水質汚濁対策について、「湖沼水質保全特別措置法」に基づく施策を含めた総合的計画的な湖沼水質保全対策や総量規制の円滑な実施等の総合的な対策を推進するとともに、海域における富栄養化対策の一層の推進を図るため、窒素・りんに係る環境基準の類型指定等を行う。さらに、騒音、振動、悪臭、廃棄物、土壤及び農薬対策等に関する調査検討を進める。
 また、有害化学物質による環境汚染の防止のための施策を推進するため、汚染実態調査等所要の調査・検討を行う。
 さらに、自然環境の保全については、自然環境の特性に応じた「自然環境保全法」、「自然公園法」等の各種の法律に基づく施策の一層の推進を図るとともに、野生生物の保護対策を総合的に推進する。

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