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第3節 

1 国際環境協力の推進とそのための体制づくり

 開発途上国の環境分野における対処能力の向上、自然資源基盤の保全、損なわれた環境の回復に力点を置いて、1992年(平成4年)6月の地球サミットにおいて表明した環境分野の政府開発援助の拡充・強化を着実に推進する。その際、途上国政府との政策対話、案件形成の協力等を強化してその円滑かつ効果的な実施を図る。また、国内外の関係機関の連絡・調整の緊密化、環境協力に携わる人材の確保・育成、調査・研究、国民の理解と支持を得るための広報の強化等を一層推進する。

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