環境庁は、国立環境研究所環境研修センターにおいて、国及び地方公共団体等の公害及び自然保護の担当職員等を対象として、行政的識見の向上及び専門的知識や技術の習得等を目標に研修を実施している。
平成5年度においては、地球環境保全及び環境国際協力の要請に対応し、地球環境保全技術に係る研修及び開発途上国からの研修員の指導担当者を養成するための研修を新たに設置するとともに、既存の研修コースについても研修効果の一層の向上を図るため、環境行政の展開や地方公共団体等の要望を踏まえつつ、教科内容の充実強化及び研修方法の改善を図る。