5 その他の条約等に基づく国際協カ
「環境保護に関する南極条約議定書」の発効に向けて、国内の準備等を推進するとともに、平成6年春に我が国で開催される南極条約協議国会議に向けて、同議会の受け入れ体制の整備を推進する。
「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づいて推薦した白神山地及び屋久島の自然遺産の候補地の登録に向けて適切に対応する。
日米環境保護協力協定に基づくプロジェクトについて、情報交換等の協力を推進するほか、日独科学技術協力協定に基づく環境保護技術パネルの活動、日・ECにおける環境協力における協力、日中及び日韓科学技術協力協定に基づく共同研究・調査等各国との協カ活動を進める。さらに3年8月に中国から4年1月に韓国から提案のあった環境保護協力協定の締結について引き続き検討する。
また、日米天然資源開発利用会議(UJNR)の保全・レクリエーション・公園専門部会における情報交換及び専門家の交流を引き続き行っていく。さらに、米、豪、中、露との二国間において渡り烏等保護条約に基づき定期的な協議・会議の開催や共同調査の実施、情報交換等を推進する。