9 地球環境に関する観測・監視

　地球環境保全のための基盤づくりを進め、国際的取組に積極的に貢献するため、観測・監視を計画的に実施する。このため、WMOのGAW(全球大気監視)の一環としての温室効果気体等の定常観測、日本周辺、西太平洋海域における洋上大気及び海水中の二酸化炭素等の定期観測、大気中のCFC等の濃度観測及びオゾンレーザーレーダーを用いたオゾンの高度分布の観測を継続する。
　また、人工衛星による観測・監視手法等の開発利用をさらに推進するとともに、地球環境研究センター、日本海洋データセンター、温暖化情報センター等における観測・監視データのデータベースの充実を図る。