2 自然保護思想の普及及び自然教育の推進
人々が自然に対する理解を深め自然を大切にしようとする愛情とモラルを育成するため、ビジターセンターや自然研究路等の施設を活用し、4月29日の「自然に親しむみどりの日の集い」、7月21日から8月20日の「自然に親しむ運動」10月の「全国自然歩道を歩こう大会」等におけるインタープリテーション活動等を通じて、自然教育を積極的に推進する。なお、「自然に親しむ運動」の中心行事として支笏洞爺国立公園支笏湖畔地区(北海道)において第34回自然公園大会を開催する。
また、そのような活動に協力するボランティアの養成等を行う「パークボランティア活動基盤整備事業」を継続実施するとともに、その活動を支援する「自然解説活動推進事業」を新たに開始する。さらに、自然解説活動における指導者養成のための「自然解説指導者育成事業」を継続実施する。
一方、自然公園における動植物の保護や美化思想の普及、事故の防止等利用の適正化のため、自然公園指導員の委嘱数を増やすとともにその研修を実施し、利用者指導の充実を図る。