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第2節 

3 環境保全総合調査研究促進調整費による調査研究

 平成3年度に本調整費で行われた主な調査研究は次のとおりである。
 環境庁は、国立公園等内スキー場における融雪防止対策としての硫安等化学肥料の散布が自然環境に与える影響調査、小笠原諸島における山羊の異常繁殖による動植物の被害緊急調査、野生動物保護対策緊急調査、大気中HCFC濃度監視手法確立調査及びIPCC支援緊急調査を、通商産業省は、特定フロン等の破壊技術に関する国際会議対応調査を、運輸省は、船舶からの排出ガスに係る国際規制対応のための調査を行った。また、環境庁及び林野庁は、雲仙普賢岳噴火が雲仙天草国立公園雲仙地域の自然環境に与える影響の緊急調査を行った。

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