3 公害防止協定の締結状況
昭和62年10月から63年9月の間に締結された公害防止協定数は、2,236件となっており、63年9月30日現在有効な協定数は29,657件となっている。
このように引き続き公害防止協定が締結されている理由としては、
? 公害防止協定により、当該地域社会の地理的、社会的状況に応じたきめ細かい公害防止対策を適切に行うことができること。
? 企業側から見ても、立地に際して地域住民の同意を得ることが、企業活動の円滑な実施を図っていく上で不可欠のものと意識していること等の事情が上げられよう。
また、協定締結相手方を業種で別にみると第10-4-5表のとおりであり、公害の防止対策別にみると第10-4-6表のとおりである。
さらに、住民が当事者、立会人として参加して締結した公害防止協定の件数は第10-4-7表のとおりである。