八幡平の見返峠を出発して、大深岳・八瀬森・大白森などを経由し、乳頭温泉郷に至る2泊3日以上のロングトレイルです。途中、避難小屋に宿泊しながら、いくつもの湿原、ブナやオオシラビソの原生林を越えていく野性味あふれるコースです。
縦走路からは、岩手山や周辺の山々の眺望や、夏には湿原の花々、秋には紅葉を楽しみながら、長距離を歩くことが出来ます。
なお、避難小屋は無人なので、食糧は持参してください。コース上にテント場はありません。
区間 | 時間 |
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見返峠(八幡平)→大深山荘(避難小屋) | 約4時間15分 |
大深山荘→八瀬森山荘(避難小屋) | 約3時間20分 |
八瀬森山荘→大白森山荘(避難小屋) | 約3時間50分 |
大白森山荘→乳頭温泉 | 約3時間30分 |
区間 | 交通機関名 | 時間 |
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盛岡駅→八幡平頂上 | 岩手県北バス | 約2時間30分 |
乳頭温泉郷→田沢湖駅 | 羽後交通 | 約50分 |
見返峠から大深岳にかけての開けた場所では、岩手山など周辺の山々を眺めながら歩けるところもあります。
オオシラビソ(アオモリトドマツ)やブナの原生林の中を歩きます。場所によっては、ササや低木が生い茂り、八幡平の奥深さを感じることが出来ます。
森林の間に大小いくつもの湿原があります。7月にはニッコウキスゲなど湿原の花々、秋にはエゾオヤマリンドウや草紅葉を見ながら歩くのも楽しいコースです。