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日時:平成15年11月25日(木) 14:40~16:40 |
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場所:港区立生涯学習センター101号室 |
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議題: |
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報告 |
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(1)山岳トイレし尿処理技術ワーキンググループ会合(第3回)報告
(2)富山県での実証試験進捗状況
議案
(1)今後の山岳トイレし尿処理技術実証試験の実施に係る課題の検討
(2)平成16 年度山岳トイレし尿処理技術実証試験要領暫定版(案)の検討
(3)その他
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出席検討員:柏原一正、桜井敏郎、鈴木富雄、森 武昭(座長)、吉田孝男、渡辺孝雄 |
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配布資料 |
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報告 |
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(1)山岳トイレし尿処理技術ワーキンググループ会合(第3回)報告
・・・資料1に基づき、事務局が第3回会合の議事要旨について説明。
(2)富山県での実証試験進捗状況の報告
・・・資料2.3に基づき、事務局が説明。
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議事 |
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会議は公開で行われた。
・・・事務局より資料4.5及び参考資料1.2に基づき、議案1.2について説明。
(1)議案1について
[1] 実証試験からの長期予測
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実証技術の性能を試験結果から予測することは非常に重要なことと考えられる。
しかし、山岳トイレし尿処理技術には、複数のし尿処理方式が存在することや、設置する環境が異なるため、パターン化することは難しい。
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より正確な予測を行うためには、試験を実施した条件や維持管理の状況等をできるだけ正確に把握することや、
予測結果の正誤を確認する継続調査をすることが必要である。
[2] 実証試験の信頼性と継続体制
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正確な実証データを得るためには、実証装置の一部と同様のシステムを、外から容易に監視できるようなものを補助装置として設置し、同時並行で実証することも考えられるが、現実的には難しい。
実証結果をもとに技術開発者に対して問題・課題を指摘し、対象技術の継続調査や改善を促したほうがよい。
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実証試験後もデータ採取を継続し、実証データの信頼性を確認する体制について検討することが必要である。
[3] 申請技術情報の把握
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実証機関は実証対象技術を選定する場合、書類選考後、メーカーや設計したコンサルタント企業等にヒアリングし、
設計・計画コンセプトや根拠について把握することが望ましい。
- 技術選定に必要な資料の作成を実証申請者に依頼する場合は、申請者への負担が大きくなりすぎないよう配慮することも必要である。
[4] まとめ
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資料4の内容及び出された意見の中で反映できるものは、平成16年度の実証試験要領に活かしていくこととする。
(2)議案2について
[1] 利用者の快適性
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処理能力の実証に係わる快適性を把握することは必要であるが、利用者の満足度をどの程度実現しなくてはならないかを検討する必要がある。
[2] その他
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資料5のP.19の自然環境データの表現手法について確認が必要である。
[3] まとめ
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加筆・修正がある場合は12月5日までに事務局まで連絡してもらう。
- 大幅な変更がある場合は、次回会議で本議案について検討することとし、小修正の場合は環境省と事務局に一任する。
(3)次回会議の日程について
・・・次回の日程は、検討員に後日改めて案内することで了承された。
(終了) |