“元気ある源流”をめざして ──首都圏の水がめを守り続ける誇りとこだわり
東京都民に飲料水を供給している多摩川。その源流は行政区域をまたいで山梨県に及んでいます。大切な水道水源林が広がる山間の村の一つが同県小菅村。過疎・高齢化・少子化の荒波にさらされるなか、村は「源流域」としての地域の価値を見直し、下流域との人々や全国の他の河川の源流域とつながりを持つことで、山の暮らしや源流の文化を再生することに力を入れています。
平成16年3月に設立された多摩川源流自然再生協議会の動きをお伝えします。

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記事:佐藤年緒 写真等提供:山梨県小菅村、多摩川源流研究所、東京都水道局、佐藤年緒