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串本産棘皮動物図鑑

イメージ:棘皮動物類図鑑表紙

 動物は1個の卵と1つの精子が受精した1つの細胞から、細胞分裂によって多くの細胞を作り、それらの細胞で、各所に特有の組織と器官を作り上げます。受精卵は細胞分裂を繰り返し、やがて桑の実のような時期を経て、細胞が外側に1層に並ぶゴムまりのような時期に達します。その後、ゴムまりの一カ所がへこみ始め、やがてそのへこみはゴムまりの中を貫通して反対側に開口します。

 動物は初めのへこみと後の開口がそれぞれ何になるかのよって、大きく2つのグループに分けられます。最初のへこみが口に、後の開口が肛門になるグループと、最初のへこみが肛門に、後の開口付近に口ができるグループに分けられます。第1のグループにはカニ・エビや昆虫などの節足動物や、貝類・ゴカイ類などが属し、第2のグループには我々人間や魚などの脊椎動物が属します。

 ここで紹介する棘皮動物はウニやヒトデやナマコの仲間ですが、我々脊椎動物と同じく、最初のへこみが肛門になるグループに属します。バラエティーに富む海の無脊椎動物の中では、あのような形をしているにもかかわらず、我々に近縁の動物だと言えるでしょう。棘皮動物は基本的には5放射相称の体をしていて、管足という無数の足をもち、これで運動するものが多いのが特長です。この管足を有機的に調和がとれたように動かすために、体の中に水管系と呼ばれる独特の構造を持ちます。

 棘皮動物は海水環境の変化に弱く、特に重金属イオンに敏感です。それで棘皮動物の分布の様子はその海域の環境のバロメーターになります。

ここでは、串本地方で最も普通な棘皮動物を数種ずつ紹介します。

目録

目録
クシウミシダ科コアシウミシダComanthus parvicirrus
クシウミシダ科ニッポンウミシダOxycomanthus japonicus
トゲウミシダ科ヒガサウミシダLamprometra palmata
オオウミシダ科オオウミシダTropiometra afra macrodiscus
スナヒトデ科ヤツデスナヒトデLuidia maculata
アカヒトデ科オオアカヒトデLeiaster leachi
アカヒトデ科ムラサキヒトデLinckia guildingi
アカヒトデ科チャイロホウキボシOphidiaster cribrarius
ナンカイヒトデ科ヤマトナンカイヒトデAsterodiscides japonicus
コブヒトデ科マンジュウヒトデCulcita novaeguineae
コブヒトデ科コブヒトデProtoreaster nodosus
オニヒトデ科アカオニヒトデAcanthaster brevispinus
オニヒトデ科オニヒトデAcanthaster planci
フトトゲヒトデ科フトトゲヒトデMithrodia clavigera
フサクモヒトデ科ゴマフクモヒトデOphiocoma dentata
チビクモヒトデ科チビクモヒトデOphiactis savignyi
スナクモヒトデ科イソコモチクモヒトデAmphipholis squamata
オウサマウニ科ノコギリウニPrionocidaris baculosa
フクロウニ科イイジマフクロウニAsthenosoma ijimai
ガンガゼ科ガンガゼDiadema setosum
サンショウウニ科コシダカウニMespilia globulus
ラッパウニ科マダラウニPseudoboletia indiana
ラッパウニ科ラッパウニToxopneustes pileolus
ラッパウニ科シラヒゲウニ Tripneustes gratilla
ナガウニ科ムラサキウニAnthocidaris crassispina
ナガウニ科ナガウニ Echinometra mathaei
ナガウニ科タワシウニEchinostrephus aciculatus
オオバフンウニ科バフンウニ Hemicentrotus pulcherrimus
タコノマクラ科タコノマクラ Clypeaster japonicus
クロナマコ科ニセクロナマコ Holothuria leucospirota
クロナマコ科トラフナマコ Holothuria pervicax
シカクナマコ科アカオニナマコ Stichopus ohshimae
クルマナマコ科ムラサキクルナマコPolycheira rufescens

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