岩手山(標高2,038m)は八幡平地域を代表する火山のひとつであり、古くから信仰の山として親しまれ、現在も県内外の登山客に愛されています。見る角度によって様々な表情を見せ、特に「南部片富士」と呼ばれる、東尾根の美しい裾野と西尾根の険しい稜線が合わさった独特の山容が有名です。岩手山にはそれぞれ個性的な登山道が7本あり、入山ルートと下山ルートを組み合わせることで何通りもの登山が楽しめることが特徴です。
十和田八幡平国立公園 十和田八幡平国立公園盛岡管理官事務所 塩野 啓一さん