至仏山は、尾瀬ヶ原の西端に位置する標高2,228mの尾瀬を代表する山の1つです。山体の上部は蛇紋岩からなり、ホソバヒナウスユキソウ、オゼソウなど蛇紋岩特有の希少な植物が見られ、山頂付近からは尾瀬ヶ原一帯を見渡すことができます。残雪期の4月下旬頃には至仏山の斜面を滑りに来るスキーヤーなどでもにぎわいます。
尾瀬国立公園レンジャー 牧野 友香さん