長距離自然歩道を歩こう!

島根県地図

 島根県の中国自然歩道は、東からラムサール条約湿地である中海・宍道湖と日本海を望みながら島根半島を進み、出雲大社を経由、世界遺産石見銀山が栄えた時代に利用されていた古道も歩きます。滝と深淵が連なる渓谷やリアス式海岸、西中国山地のブナ林を通って県の西端へ到着、山陰の小京都津和野から県境を越えます。
 また、南北には、宍道湖西岸から古代遺跡を経由して八岐大蛇伝説のある斐伊川を源流部に進み、奥出雲の比婆連山で県境を越えます。
 600kmを越える島根県の歩道は全12コースからなっており、これらの内、特にみどころの多い37区間をモデルコースとして紹介します。コースの詳細は島根県自然環境課発行のパンフレット、またはHPをご覧ください。
靴1つ:ファミリーコース
靴2つ:一般コース
靴3つ:健脚コース

観音滝・龍頭ヶ滝モデルコース

 江の川に沿って、県立自然公園に指定されている観音滝と龍頭ヶ滝とを結ぶコースです。
〈距離〉8.4km 〈所要時間〉約2時間10分 〈難易度〉2靴2つ
〈区間〉観音滝 ~ JR石見川越駅 ~ 龍頭ヶ滝
〈見どころ〉観音滝(新緑、紅葉)、龍頭ヶ滝

千丈渓モデルコース

 県立自然公園に指定されている千丈渓を歩くコース。渓流に沿った歩道からは、連続する滝、深淵、岩棚を眺めることができます。
〈距離〉4.8km 〈所要時間〉約2時間10分 〈難易度〉2靴2つ
〈区間〉日和(上流駐車場) ~ 一の滝 ~ 歩車道分岐点 ~ 白藤滝・紅葉滝 ~ おしどり淵 ~ 大淵 ~ 千畳敷 ~ 相生滝 ~ 魚切 ~ 三三滝 ~ 江尾(下流駐車場)
〈見どころ〉千丈渓(国指定名勝) (白藤滝、一の滝、相生滝、千丈敷、魚切)
〈アクセス〉千丈渓:JR三江線川戸駅からタクシー(公共交通機関なし)

9 浜田海岸コース

畳ヶ浦・国分海岸モデルコース

 浜田海岸県立自然公園にも指定されている、国指定天然記念物の石見畳ヶ浦を経由する海沿いのコースです。
〈距離〉4.6km 〈所要時間〉約1時間10分 〈難易度〉1靴1つ
〈区間〉石見海浜公園 ~ 大年神社 ~ 石見畳ヶ浦 ~ 国府海水浴場(下府川河口付近)
〈見どころ〉石見畳ヶ浦(国指定天然記念物/岩間の球塊(ノジュール))、石見海浜公園、波子(はし)海岸、赤鼻

生湯海岸・外ノ浦モデルコース

 浜田海岸県立自然公園内に設定されているこのコースは、断崖が続く美しいリアス式海岸となっており、コースの至るところから断崖にはじける波しぶきを見ることができます。
〈距離〉7.5km  〈所要時間〉約2時間40分 〈難易度〉2靴2つ
〈区間〉国府海水浴場(下府川河口付近) ~ 生湯海岸 ~ 日和山方角石 ~ 外ノ浦海岸
〈見どころ生湯海岸、外ノ浦海岸、日和山方角石

瀬戸ヶ島・長浜海岸モデルコース

 浜田港に架かるマリン大橋で海を渡り、長浜海岸を歩くコースです。
〈距離〉6.5km  〈所要時間〉約1時間50分 〈難易度〉1靴1つ
〈区間〉粟島公園 ~ 粟島閣 ~ 厳島神社(瀬戸ヶ島) ~ 長浜海岸(福恩寺)
〈見どころ〉城山、浜田漁港・商港、マリン大橋
〈アクセス〉長浜海岸:JR西浜田駅から徒歩すぐ

10 大麻山・龍雲寺・双川峡コース

大麻山・室谷モデルコース

 眺望の良い大麻山山頂と、「日本の棚田百選」に選ばれた室谷地区をセットで巡る周遊コースです。
〈距離〉7.2km  〈所要時間〉約2時間10分 〈難易度〉1靴1つ
〈区間〉大麻山(山頂) ~ 大麻山神社~ 大麻山駐車場 ~  室谷 大麻山入口鳥居 ~ 大麻山駐車場
〈見どころ〉大麻山、大麻山神社、室谷の棚田

高城山・龍雲寺モデルコース

 三隅の古刹龍雲寺周辺に整備された歩道です。龍雲寺から高城山までは、舗装された林道を歩きます。
〈距離〉3.0km  〈所要時間〉約1時間20分 〈難易度〉1靴1つ
〈区間〉河内(用田橋) ~ 龍雲寺 ~ 高城山山頂
〈見どころ〉龍雲寺、高城山、三隅大平桜(国指定天然記念物)

基本情報 - 中国自然歩道 -島根県

お問い合わせ先

島根県 環境生活部 自然環境課
〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
電話:0852-22-6172
ファックス:0852-26-2142

地図の配布

配布場所

  • 県庁、合同庁舎、市町村役場、県内観光施設、道の駅等

地図情報のお問い合わせ先

島根県自然環境課
電話:0852-22-6172
email:shizenkankyo@pref.hyogo.lg.jp
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※ 所要時間:平地1km約15分、山地1km約20~30分を目安にした歩行時間。
※ コースの難易度:靴のマークの数が多い程、難易度がアップします。
※ 歩行時間、難易度は天候・グループ構成によって異なります。無理のないペースで歩いてください。
※ ⇒は、本ルートから分岐するバリエーションコースとして紹介しました。

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