全国自然いきものめぐりスタンプラリー 日本全国の国立公園をまわっていろいろな“いきもの”に会いに行こう!

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網張ビジターセンター(あみはりびじたーせんたー)

施設写真

当館は岩手山南麓に位置し、岩手山、三ツ石山及び秋田駒ヶ岳等にまたがる山域を活動のフィールドとするビジターセンターです。当該山域や当館前にある「網張の森」の登山や自然に関する情報、館内での展示、情報の提供を行っております。館内には、十和田八幡平国立公園一円を鳥瞰できるPC「空中トレッキング」や、DVD上映、図書コーナーなどもありますので、ゆっくりお過ごしいただけます。また、隣接する休暇村岩手網張温泉「日帰り温泉館」では火山の恵み、硫黄温泉を楽しめますので、皆さまのご来網を心よりお待ちしております。

施設情報

住所〒020-0585 岩手県岩手郡雫石町長山小松倉1-2
TEL019-693-3777
開館時間9~18時
休館情報11月~3月の毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)及び年末年始
入館料無料

シンボルいきもの

オリジナルスタンプ

和名ニホンモモンガ
分類ネズミ目リス科
学名Pteromys momonga
分類、学名の出典文献日本産野生生物目録-本邦産野生動植物の種の現状- 脊椎動物編(環境庁編、1993)
漢字表記日本小飛鼠
カテゴリー動物(哺乳類)
出会える時期7月~8月
出会える場所網張の森
解説ネズミ目リス科のニホンモモンガは山地帯~亜高山帯の森林に生息する夜行性の小型動物です。樹洞を巣とし、飛膜を使って木々の間を滑空しながら移動し、樹上で生活をします(同じ様な生活スタイルをもつ哺乳動物にはムササビがいます)。ほぼ植物食性で、葉・芽・樹皮・種子・果実・キノコなどを食べます。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。

周辺でみられるいきもの

いきもの写真

和名エゾハルゼミ
カテゴリー動物(昆虫類)
出会える時期5月下旬~7月下旬
解説山地のミズナラ林、ブナ林に多く見られ、網張周辺ではまだ朝晩の寒い初夏に、どのセミよりも早く鳴き声が聞かれはじめます。鳴き声は「ミョーキン、ミョーキン…ケケケケケケ…」。早朝の網張の森を歩きながら、もしエゾハルゼミが脱皮・羽化している姿を見つけたら、どうぞやさしく見守ってあげてくださいね。

いきもの写真

和名エゾゼミ
カテゴリー動物(昆虫類)
出会える時期7月~8月
解説このセミの鳴き声が、網張の森に夏の到来を告げます。エゾハルゼミより二回りほど大きなこのセミの鳴き声は大きく「ギー……」。網張の森ではこの時期、エゾゼミたちの鳴き声で、日中は夏鳥たちのさえずりがほとんど聞こえないほどです。

いきもの写真

和名アカハラ
カテゴリー動物(鳥類)
出会える時期6月中旬~9月上旬/夏鳥
解説夏鳥のアカハラは、名前のとおり、腹部が赤っぽいツグミの仲間です。英語名は「Brown Thrush(茶色のツグミ)」・・・確かに体全体は茶色です。地面の葉っぱの下の昆虫やミミズを好み、木の実も食べます。見通しの良い枝先で鳴くことが多く、さえずりは澄んだ大きな声で「キョロリン、キョロリン、チリリ」。

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和名オオヤマザクラ
カテゴリー植物
出会える時期5月上旬~5月中旬
解説オオヤマザクラは、日本の代表的な野生ザクラ。ヤマザクラ(宮城・新潟以西に自生)」の花より赤みの強い大きめの花を咲かせます。別名ベニヤマザクラ、エゾヤマザクラ。樹皮はやや黒っぽい栗色。残雪の春山を背景に真っ白なタムシバの花とともに、このオオヤマザクラの紅色の花が色を添えます。

いきもの写真

和名フユシャク(クロテンフユシャク)
カテゴリー動物(昆虫類)
出会える時期11月~3月
解説野鳥やコウモリなど天敵が少なくなった冬、まるで寒さを気にしないかのようにヒラヒラと飛びまわる小型のガがいます。日本に約30種ほど分布するフユシャクの仲間です。シャクガ科の中でも、氷点下に近い体温で動き回れるこのガたちは、雄だけが飛び周り、雌は翅がなく(または小さく)飛べません。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。