全国自然いきものめぐりスタンプラリー 日本全国の国立公園をまわっていろいろな“いきもの”に会いに行こう!

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西表野生生物保護センター(いりおもてやせいせいぶつほごせんたー)

施設写真

西表野生生物保護センターは、地域の方々や西表島を訪れる皆さんに野生生物への理解や関心を深めるための普及啓発活動や、イリオモテヤマネコの保護増殖事業や、希少な野生生物の保護・調査研究を総合的に行うために1995年に開設された施設です。
 センターでは、イリオモテヤマネコのライブ映像や剥製、西表島の自然についての映像やパネルを見ることが出来、最近見られる生きものの情報も紹介しています。また、年に数回の企画展、地元の方を対象とした観察会なども行っています。
 より詳しい情報は、西表野生生物保護センターのホームページをご覧下さい。

施設情報

住所〒907-1432 沖縄県八重山郡竹富町字古見
TEL09808-5-5581
開館時間10:00~16:00
休館情報毎週月曜日、子供の日及び文化の日を除く祝日、6月23日(慰霊の日)、年末年始(29日~3日)
入館料

シンボルいきもの

オリジナルスタンプ

シンボル写真

和名イリオモテヤマネコ
分類ネコ目ネコ科
学名Prionailurus bengalensis iriomotensis
分類、学名の出典文献日本の哺乳類改訂版(東海大学出版会、2005)
漢字表記西表山猫
カテゴリー動物(哺乳類)
出会える時期通年
出会える場所思いがけず道路上で。
解説山奥よりも、低地部の湿地環境を好みます。低地部には道路が走っているため、路上での目撃は年に150件以上にものぼります。なかなか会えないけれど、思いもかけないときに道路に飛び出してくるので、島内の運転には注意が必要。島内のあちこちにあるヤマネコ飛び出し注意看板は、目撃多発地点に立てられています。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。

周辺でみられるいきもの

いきもの写真

和名カンムリワシ
カテゴリー動物(鳥類)
出会える時期通年(冬に見やすい)
解説国の特別天然記念物・絶滅危惧種IA類。八重山民謡「鷲の鳥節」にも謡われ、古くから人々に親しまれています。個体数が少ない割には会える確率が高く、電信柱のてっぺんや電線にとまっている姿が見られます。特に早朝・夕方、轢かれたカニなどを食べに道路に下りていることがあります。白い幼鳥は9月頃から見られます。

いきもの写真

和名シロハラクイナ
カテゴリー動物(鳥類)
出会える時期通年(春~夏に活動活発に)
解説西表島でもっともよく見られる鳥のひとつです。山奥よりも少し開けた場所を好み、畑や草地、湿地等で見られます。集落内でも見かけることがあります。4~6月頃の繁殖期には、騒がしく鳴きあう声が聞こえます。飛ぶのが苦手で、道路を歩いて横切ります。1羽が渡りきってももう1羽が続いて出てくることがあるので要注意!

いきもの写真

和名リュウキュウアカショウビン
カテゴリー動物(鳥類)
出会える時期4~9月ごろ(夏鳥)
解説4月になると、キョロロロロ・・・とこの鳥の澄んだ鳴き声が聞こえるようになります。本州などにいるアカショウビンと違って、翼や背中の羽に紫の光沢があります。ヤドカリを食べるときには石などに打ち付けて殻を割って食べます。通常、秋になると南へと旅立っていきますが、ごくまれに西表島で越冬する個体が見られます。

いきもの写真

和名セマルハコガメ
カテゴリー動物(爬虫類)
出会える時期通年
解説絶滅危惧II類で、国指定天然記念物に指定されています。腹甲の中央が蝶番のようになっており、背甲と腹甲の間に隙間がないようにぴったりと閉じることができます。雑食で、山の中から集落内まで幅広い環境で見られます。雨の後やあたたかい時期などは車道を横断する個体が増えます。

いきもの写真

和名サキシマハブ
カテゴリー動物(爬虫類)
出会える時期通年
解説山地から集落まで、幅広く生息しています。沖縄本島などにいるハブよりは毒性が弱いですが、咬まれると危険です。西表島ではサンダルのまま草むらに不用意に入ることは控えましょう。夜行性で、カエルやネズミなどを食べます。夜に出歩くときには特に足元に注意が必要です。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。