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長者原ビジターセンター(ちょうじゃばるびじたーせんたー)
長者原ビジターセンターは、阿蘇くじゅう国立公園くじゅう山群が望める絶好の場所に位置し、くじゅうの自然などの様子を、わかりやすく展示をしている施設です。当センターの裏手には、ラムサール条約登録湿地のタデ原湿原が広がり、木道が設置されており、四季折々の自然を肌で感じながら、木道を散策することができます。このタデ原から続く約2.5kmのタデ原自然研究路を利用して、毎週日曜日・祝日を中心に、タデ原の自然観察会を実施しています。長者原ビジターセンターでは、館内掲示や配布物の他、ブログでも、随時最新情報を皆さんにお届けしています。くじゅうの自然への入口として、ぜひ長者原ビジターセンターにお越しください!
住所 | 〒879-4911 大分県玖珠郡九重町大字田野225-33 |
TEL | 0973-79-2154 |
開館時間 | 9:00~16:00 |
休館情報 | 12/29~1/3、3/31 |
入館料 | 無料 |
和名 | ヒゴタイ |
分類 | キク科 |
学名 | Echinops setifer |
分類、学名の出典文献 | 植物目録(環境庁、1987) |
漢字表記 | 平江帯 |
カテゴリー | 植物 |
出会える時期 | 8月上旬~9月上旬(開花期) |
出会える場所 | タデ原湿原をはじめとする、草原地帯 |
解説 | 阿蘇くじゅう国立公園を代表する花。青紫色に見える頭状花が特徴的で、地元では盆花として親しまれています。近年草原の減少とともに、その数を減らしており、環境省の絶滅危惧種に指定されています。 |
※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。
和名 | キスミレ |
カテゴリー | 植物 |
出会える時期 | 3月上旬~4月中旬(開花期) |
解説 | 野焼き後の草原で見ることができる、黄色いスミレの花。黒い大地に山一面に咲いている様子は、まるで黄色いじゅうたんをしきつめたかのようです。 |
和名 | ミヤマキリシマ |
カテゴリー | 植物 |
出会える時期 | 5月下旬~6月中旬(開花期) |
解説 | 初夏に山肌をピンク色に染めるミヤマキリシマの花は、見るものを圧倒し、そしてその心を癒しつづけています。九重連山の中でも「大船山のミヤマキリシマ群落」は、国指定の天然記念物にも指定されています。 |
和名 | コケモモ |
カテゴリー | 植物 |
出会える時期 | 6月上旬~下旬(開花期) |
解説 | 初夏に九重連山一帯で見ることのできる、コケモモは、九重連山が九州地区で唯一の分布地であるのみならず、日本における分布の南限地として、国の天然記念物にも指定されています。 |
和名 | カヤネズミ |
カテゴリー | 動物(哺乳類) |
出会える時期 | 通年(姿をみるのは難しい) |
解説 | 体長5~7cm程の小型のネズミ。草原を住みかとし、ススキ(カヤ)などの草と草の間に、巣をつくります。近年、野焼き範囲の減少とともに、カヤネズミの生息環境も失われつつあります。 |
和名 | ホオアカ |
カテゴリー | 動物(鳥類) |
出会える時期 | 特に5月~8月 |
解説 | 草原性の鳥で、くじゅう地域の草原では、ごく一般的に見ることができる鳥です。繁殖期には、草原の中から少し飛び出た木や草にとまって、さえずる姿を見ることができます。 |
和名 | キュウシュウエゾゼミ |
カテゴリー | 動物(昆虫類) |
出会える時期 | 7月~8月 |
解説 | 広島地方以西の西日本に分布するセミで、標高1,000m以上の落葉広葉樹林に生息しています。九重連山では、7月~8月にかけて、「ギー」という独特の声で鳴く姿を見ることができます。 |
※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。