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対馬野生生物保護センター(つしまやせいせいぶつほごせんたー)
対馬野生生物保護センターは、ツシマヤマネコなど絶滅のおそれのある野生生物保護の拠点施設として、平成9年に開設されました。対馬野生生物保護センターでは対馬の豊かな自然のシンボルであるツシマヤマネコを守る事は、対馬の自然を守ること、自然と深く繋がっている対馬の人々の文化を守る事であるという活動理念のもとに野生生物の生態やその現状についての解説、野生生物保護への理解を深めて頂く為の普及啓発活動や希少野生生物の保護事業等を実施しています。
住所 | 〒817-1603 長崎県対馬市上県町棹崎公園 |
TEL | 0920-84-5577 |
開館時間 | 10:00-16:30 |
休館情報 | 月曜日(祝祭日の場合は翌日) |
入館料 | 無料 |
和名 | ツシマヤマネコ |
分類 | ネコ目ネコ科 |
学名 | Prionailurus bengalensis euptilurus |
分類、学名の出典文献 | ツシマヤマネコ保護増殖事業実施方針(ツシマヤマネコ保護増殖連絡協議会、2010) |
漢字表記 | 対馬山猫 |
カテゴリー | 動物(哺乳類) |
活動時期 | 通年 |
活動場所 | 広葉樹の森の他、水辺、集落近くの田んぼや畑などに姿を見せる事もある。 |
解説 | 日本では対馬だけに生息する野生のネコです。あまり目にする機会はありませんが、田んぼや畑など、意外に人間の近くでも暮らしています。思いがけず道路に飛び出してくる事もありますので、島内での運転は十分気を付けてくださいね。国指定天然記念物、絶滅危惧IA類。 |
※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。
和名 | ツシマテン |
カテゴリー | 動物(哺乳類) |
出会える時期 | 通年 |
解説 | ホンドテンの亜種で対馬だけに生息します。夏毛は喉が黄色く体は黒みがかった茶色ですが、冬毛は頭が白っぽい灰色になるので、地元では「わたぼうしかぶり」と呼ばれています。道路沿いで姿を見る機会が多い動物です。国指定天然記念物、絶滅危惧Ⅱ類 |
和名 | コウライキジ |
カテゴリー | 動物(鳥類) |
出会える時期 | 通年 |
解説 | 日本では対馬と北海道だけに生息します。低山地、農耕地、草地など開けた場所に暮らし、種子や昆虫、軟体動物などを食べます。オスの首にある白いリングと赤い胸が特徴です。 |
和名 | アカマダラ |
カテゴリー | 動物(昆虫類) |
出会える時期 | 春~秋 |
解説 | 韓国や中国では普通の蛇ですが、日本では対馬と尖閣諸島のみに分布しています。赤褐色の体に幅の狭い黒い模様が並んでおり、ちょっと毒々しく見えますが、毒はありません。森林や水田などで暮らしていますが、人家近くに居る事も。両生類、爬虫類しか食べません。 |
和名 | ツシマアカガエル |
カテゴリー | 動物(両生類) |
出会える時期 | 春~秋 |
解説 | 対馬固有種のカエル。体の色は黒褐色から赤褐色で、ニホンアカガエルより一回り小さい小型のカエルです。オスは鳴のうを持っていない為、喉を膨らませずに小鳥のさえずりの様な鳴き方をします。春は田んぼに出てくるため、ヤマネコの格好のごちそうにもなっています。 |
和名 | ヤマショウビン |
カテゴリー | 動物(鳥類) |
出会える時期 | 春~初夏 |
解説 | 対馬を代表する渡り鳥。冬の間は東南アジアで過ごし、春に繁殖地である朝鮮半島に渡る途中で対馬に立ち寄ります。水辺環境を好み、カニやカエルが主食です。その羽色の美しさから、バードウォッチャー達のあこがれの鳥になっています。 |
※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。