全国自然いきものめぐりスタンプラリー 日本全国の国立公園をまわっていろいろな“いきもの”に会いに行こう!

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六甲山自然保護センター(ろっこうさんしぜんほごせんたー)

施設写真

六甲山自然保護センターは、瀬戸内海国立公園六甲山地区を訪れる人たちに対して、山のおいたちや動物・植物など六甲山の自然を、写真パネル、標本などで解説したり、研修・休憩の場として利用していただいたり、公園の利用案内や資料の配付などを通じて、自然保護や自然とのふれあいの普及を図るビジターセンターです。六甲山の情報発信拠点として六甲山ガイドハウスを併設し、土曜・日曜・祝日には、ガイドボランティア「山の案内人」が六甲山の情報を教えてくれます。大都市に隣接しながらも自然豊かな六甲山のビジターセンター、六甲山自然保護センターに、ぜひお越しください。

施設情報

住所〒657-0101 兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲
TEL078-891-0616
開館時間9:30~16:00(4月~9月)
9:30~15:00(10月~3月)
休館情報月曜日(月曜日が祝日・休日の場合はその翌日)
12月1日~3月31日までは休館
入館料無料

シンボルいきもの

オリジナルスタンプ

シンボル写真

和名シチダンカ
分類ユキノシタ科
学名Hydrangea serrata f. prolifera
分類、学名の出典文献日本の野生植物木本Ⅰ(平凡社、1989)
漢字表記七段花
カテゴリー植物
出会える時期6月下旬~7月上旬(開花期)
出会える場所六甲高山植物園
解説シチダンカはヤマアジサイの装飾花のガクが八重化したもので、見ごろは一般のアジサイより早めです。江戸時代末期にシーボルトが「日本植物誌」で世界に紹介して以来、実物を見た人がなく、“幻のアジサイ”とよばれていました。1959年に六甲山で偶然に発見され、挿し木で増やされた苗が各地に広がりました。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。

周辺でみられるいきもの

いきもの写真

和名キベリハムシ
カテゴリー動物(昆虫類)
出会える時期7月下旬~8月下旬
解説体長2cmほどのハムシの仲間で、体のへりに沿って黄色となっているので、キベリハムシといいます。中国南部から東南アジアに分布しており、明治40年代ごろに神戸にやってきた外来の昆虫です。日本では兵庫県、特に六甲山地に多い昆虫です。食べ物はサネカズラやマツブサの葉です。

いきもの写真

和名ジャコウアゲハ
カテゴリー動物(昆虫類)
出会える時期4月~9月
解説体長10cmほどのアゲハチョウの仲間です。幼虫はウマノスズクサの仲間の植物の葉を食べ、六甲山ではアリマウマノスズクサの葉を主に食べます。この植物には鳥の嫌いな毒があるので、ジャコウアゲハはこの毒をためて、鳥に食べられないようにしています。

いきもの写真

和名エゾゼミ
カテゴリー動物(昆虫類)
出会える時期7月中旬~9月初旬
解説涼しい気候を好み、六甲山では標高約600m以上の山中で見られます。7~9月に、マツ、スギなどの針葉樹のこずえなどに逆さにとまって,ギーという単調な声で鳴きます。 大型種で、体長4~4.6cm。体は漆黒色で,前胸背の外側,中胸背のW字紋は黄褐色で、翅は透明です。

いきもの写真

和名スミスネズミ
カテゴリー動物(哺乳類)
出会える時期夜行性のため、なかなか出会えません
解説標高の高い山地の森林や林縁部に生息し、落葉・腐食層の厚い湿潤な環境を好みます。植物の葉、種や実を食べます。頭胴長約10cm、尾長約4cmと短く、耳は目立ちません。六甲山で平成18年に17年ぶりに生息が確認され、さらに平成22年に森林植物園で1頭が捕獲され、その生息が確認されました。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。