全国自然いきものめぐりスタンプラリー 日本全国の国立公園をまわっていろいろな“いきもの”に会いに行こう!

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小笠原ビジターセンター(おがさわらびじたーせんたー)

施設写真

小笠原ビジターセンターは、小笠原諸島の自然を中心に、歴史や文化などを紹介しています。常設展示では、小笠原固有の動植物などについて写真や映像などによる展示解説を行っています。クジラやイルカなど海の生き物の確認情報や、山の植物の開花情報など、小笠原の季節に応じた旬な自然情報が盛り沢山です。また、各種の講演会や自然教室も開催しています。地図やパンフレットも置いてありますので、ビジターセンターで小笠原の見どころを知って、楽しんでください。

施設情報

住所〒100-2101 東京都小笠原村父島西町
TEL04998-2-3001
開館時間8:30~17:00
休館情報小笠原丸の入港日と繁忙期は土日でも開館。
小笠原丸の出港中は休館
入館料無料

シンボルいきもの

オリジナルスタンプ

シンボル写真

和名オガサワラオオコウモリ
分類コウモリ目オオコウモリ科
学名Pteropus pselaphon
分類、学名の出典文献日本産野生生物目録-本邦産野生動植物の種の現状- 脊椎動物編(環境庁編、1993)
漢字表記小笠原大蝙蝠
カテゴリー動物(哺乳類)
出会える時期通年
出会える場所父島
解説小笠原諸島唯一の固有哺乳類(天然記念物・絶滅危惧種)。夜行性で、日没過ぎから父島の空を飛んでいます。植食性で、樹木の果実や花の蜜、葉などを食べています。翼を広げると約1mほどで、飛んでいる姿は迫力がありますが、とてもかわいらしい顔をしています。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。

周辺でみられるいきもの

いきもの写真

和名アオウミガメ
カテゴリー動物(爬虫類)
出会える時期5月~8月頃
解説産卵のため夜間に砂浜へ上陸してきます。小笠原はアオウミガメの日本最大の繁殖地と言われており、シーズンになると産卵の様子を見ることができます。昼間は海で泳いでいる姿を見かけることもあります。

いきもの写真

和名ユウゼン
カテゴリー動物(魚類)
出会える時期通年
解説小笠原諸島ではよく見られますが、他の地域ではなかなか見ることができない日本固有種。ペアでいることが多く、仲良く泳いでいます。友禅染のようなきれいな模様をしており、体長は15cmほどです。

いきもの写真

和名モモタマナ
カテゴリー植物
出会える時期通年(花期4~5月)
解説海岸林の代表的な樹種で、島では数少ない落葉高木です。小笠原で葉が紅葉する唯一の樹木。果実は食用になり、桃の種に似ていることから「モモタマナ」の名がついています。

いきもの写真

和名タコノキ
カテゴリー植物
出会える時期通年(花期6月頃)
解説タコノキ科の小笠原固有種。幹の下部から気根がたくさん出ており、タコが足を広げているように見えます。枝先にパイナップルのようなオレンジ色の大きな果実をつけます。

いきもの写真

和名オガサワラビロウ
カテゴリー植物
出会える時期通年(花期4月~5月)
解説ヤシ科の小笠原固有種。本種の葉のことを島の人は「シュロっぱ」と呼び、戦前は葉を屋根葺きの材料にしたり、葉柄を突きん棒(魚を突く銛)にするなど広く利用されていました。現在でも休憩所の屋根には使われています。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。