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浜頓別クッチャロ湖水鳥観察館(はまとんべつくっちゃろこみずとりかんさつかん)

施設写真

浜頓別クッチャロ湖水鳥観察館は、ラムサール条約に登録されたクッチャロ湖の湖畔にオープンした、水鳥や湿地を紹介し、情報を発信するセンターです。館内では、自然観察カメラの映像や四季の野鳥のビデオが楽しめ、はく製・写真によって湖の生物を紹介しています。館内に設置されている野外カメラや望遠鏡を利用しながらゆっくりと湖にくる野鳥を観察することができます。春と秋には、渡りの途中に約5千羽のコハクチョウや数万羽のカモ類が見られ、夏にはアオサギやカワセミの姿も見られます。また、館内の写真パネルやビデオによってクッチャロ湖の四季のようすがわかります。夏休み期間の1カ月は、カヌーの無料体験を行っています。

施設情報

住所〒098-5731 北海道枝幸郡浜頓別町クッチャロ湖畔
TEL01634-2-2534
開館時間9:00~17:00
休館情報月曜日、祝日の翌日、年末年始
入館料無料

シンボルいきもの

オリジナルスタンプ

シンボル写真

和名コハクチョウ
分類カモ目カモ科
学名Cygnus columbianus
分類、学名の出典文献日本産野生生物目録-本邦産野生動植物の種の現状-脊椎動物編(環境庁編、1993)
漢字表記小白鳥
カテゴリー動物(鳥類)
出会える時期10月中旬~4月下旬
出会える場所クッチャロ湖
解説全長120cm・体重6~8kgの大型の水鳥。夏にロシア極東で子育てをして、日本で越冬します。その渡りの途中にクッチャロ湖へ訪れ、春と秋には約5千羽が飛来し、冬にも300~500羽が残ります。春には、白鳥のペアによるハッピーリング(ハート型の求愛ポーズ)が見られ、その姿を見ると幸せになれると言われています。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。

周辺でみられるいきもの

いきもの写真

和名オジロワシ
カテゴリー動物(鳥類)
出会える時期通年
解説翼を広げると2mを超える大型の猛禽類。毎年11月を過ぎるとロシアから渡ってきて、町内では50~100羽程が越冬しています。夏にも繁殖しているペアが、湖で魚を捕る姿が見られる事もあります。

いきもの写真

和名オオワシ
カテゴリー動物(鳥類)
出会える時期11月~4月
解説オジロワシよりも大きく翼を広げると2mを超える大型の猛禽類。毎年11月を過ぎるとロシアから渡ってきて、町内では100~150羽程が越冬しています。湖が凍結すると。氷上で休んでいる姿が見られる事があります。

いきもの写真

和名ツメナガセキレイ
カテゴリー動物(鳥類)
出会える時期6月~8月
解説日本では、北海道の北部で繁殖しているセキレイの仲間。鮮やかな黄色い姿をしていて、海岸の湿地帯などに比較的普通に見ることができます。

いきもの写真

和名コモチカナヘビ
カテゴリー動物(爬虫類)
出会える時期6月~8月
解説浜頓別町の文化財に指定されている北方系のトカゲの仲間。卵胎生で、メスは卵ではなく子どもを産むことから、子持ちかなへびの名前がついています。気温の高い日に湿地の木道に出てくることがあります。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。